バンコクのスワンナプーム空港地下1階にカシコン銀行の自動外貨両替機が設置されていたので早速使ってみました。
場所は地下1階のエアポートレールリンク乗り場近く。両替所の並ぶエリアの入口付近になります。
日本ではこの種の両替機は空港やホテルなどで一般的に見かけるようになりましたが、タイで導入されるのはこれが初めてとのこと。
ここは両替レートが良いのも特徴で、この時は同じエリアにあるスーパーリッチやバリュープラスなどといった有名両替商よりも若干上(1万円で5~20バーツ程度)。スワンナプーム空港内では一番の高レートでした(2019年10月30日時点)。
画面は日本語表示に対応していて、日本語を選ぶと各手順ごとに音声も日本語で説明してくれるため使い方は至って簡単です。
まずは初期画面でレートをチェックします。
外貨⇒タイバーツは、日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、スイスフラン、台湾ドル、マレーシアリンギット、シンガポールドル、香港ドル、中国元、韓国ウォンの全12通貨に対応。
この機械とは直接関係ありませんが、このところのバーツ高は旅行者にはつらい展開です。1万円で4,000バーツとまでは言いませんが、せめて3,000バーツ程度で安定してもらいたいものです。
「取引開始」ボタンを押して操作をスタート。まず、タイでは両替の際には身分証の登録が必須です。この機械ではパスポートの顔写真ページを開いて読取部分に挿入。
読み取ったパスポートの内容がすぐに表示されます(下の画像の黒塗り部分)。きちんと顔写真ページが読み取られていれば「確認」ボタンを押します。
続いて、両替したい紙幣を機械中央右側部分に1枚ずつ挿入。
画面に入金額(日本円)と出金額(タイバーツ)が表示されます。
紙幣を全部挿入し終え「払出」ボタンを押すと、機械下部から両替されたタイバーツ紙幣が出てきます。
端数の硬貨は左手から。
最後に、明細の書かれたレシートを受け取って両替は終了。
外貨⇒バーツだけでなく、置いてあった4台の両替機のうち2台はバーツ⇒外貨にも対応していました。
バーツ⇒外貨は今のところ日本円、米ドル、ユーロの3通貨のみ。この時のレートは以下の通り。
また、同じフロアにあるスーパーリッチ・タイランド(緑のスーパーリッチ)のブースの隣にも1台置いてありました。
自動外貨両替機と周囲の両替ブースとのレート差はそれほど大きくはないものの、24時間オープンというのが何と言っても魅力。深夜・早朝で高レートの両替所が開いていない時間帯や混雑しているような時にはこの機械が重宝すると思います。
なお、スワンナプーム空港のこの他のフロアで両替をすると1万円が2,550バーツ程度にしかならなかったので、多少でも時間のある方は地下まで降りてから両替をすることをおすすめします。