シンガポール、エアトラベルパスでの入国者は18,000人以上に うち7割は中国から

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シンガポールは、昨年9月より感染リスクが低いと判断した国・地域からの旅行者を隔離無しで受け入れていますが、これまでに約18,200人がこの仕組みを使って入国したとのこと。

チャンギ空港

現時点で同国が「低リスク」と判断しているのはブルネイ、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、中国の5か国(ベトナムは2月9日より運用を一時停止中)。

General Entry from All Countries/Regions | Travelling to Singapore



地元メディアの報道によるとATPでの入国者の内訳は以下の通りで中国からが全体の7割を占めているとのこと。

中国 12,800人
オーストラリア 2,400人
ベトナム 1,100人
ブルネイ 800人
台湾 800人
ニュージーランド 300人

Over 18,200 visitors from low-risk places arrived here on air travel pass – The Straits Times

これら国からの旅行者は、事前にエアトラベルパス(Air travel pass: ATP)を申請・取得し、到着時にPCR検査で陰性が証明されれば入国後の隔離義務はありません。

但し、この緩和策はあくまでシンガポール側単独での措置。双方向の「トラベルバブル」とは異なり、帰国する場合は自国で隔離が必要になるなど制限があるため利用者は限定的となっています。