タイは10月1日よりバンコク、チェンマイ、パタヤ、ホアヒンなどを対象に外国人観光客の受け入れを開始する予定ですが、それに先立ち7月から受け入れを行っているプーケットでは既に利用者が3万人を超えています。
7月1日から9月14日までに「プーケット・サンドボックス」を利用しての入国者は32,005人。うち検査で陽性が判明したのは91人で、陽性率は0.28%だったとのこと。
同制度でタイに入国するためには渡航日の14日前までにワクチンを規定回数接種済みで尚且つ渡航前72時間以内の陰性証明書が必須ですが、それでもある程度は陽性者が発生しています。
10月から開放されるバンコクなど他エリアのサンドボックスにおいても渡航に必要な条件は同様であることが見込まれ、タイ政府が経済再生を優先する姿勢がより明確になっています。なお、プーケット・サンドボックスのこれまでの国籍別利用者数トップ10は以下の通りです(タイ人は除く)。
アメリカ 5,668人
イスラエル 3,699人
UAE 3,358人
イギリス 3,338人
ドイツ 2,897人
フランス 2,671人
スイス 1,101人
カタール 1,004人
オランダ 693人
ベルギー 521人