東南アジア、隔離なしで入国できるのは計7か国に 事前手続きや必要書類など

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東南アジア各国で水際対策を緩和する動きが本格化しています。

今月はベトナムとインドネシアが、さらに4月1日からはマレーシアとシンガポールが旅行者の受け入れを全面的に再開することを発表。既に「開国」しているタイ、カンボジア、フィリピンと合わせると東南アジアでは計7か国が隔離なしで入国できるようになります。

ホーチミンのタンソンニャット空港

事前の手続きや必要書類は国によって異なり、隔離なしで入国するための各国の条件は以下の通り(3月29日情報更新。詳細についてはリンク先の公的機関の情報を参照して下さい)。

タイ

・ワクチン接種証明書
・滞在1日目のホテル、PCR検査費用、抗原検査キット(ATK)費用の支払い済み予約確認書
・医療保険(最低補償額20,000USドル)
・タイランドパス(Thailand Pass)の事前登録
・陰性証明書(4月1日からは不要
・入国時はPCR検査、5日目にATKでセルフチェック

タイへの入国に関連する情報 | 在タイ日本国大使館

カンボジア

・ワクチン接種証明書

カンボジア入国時の防疫措置について | 在カンボジア日本国大使館

フィリピン

・ワクチン接種証明書
・陰性証明書(出発前48時間以内のPCR検査または24時間以内の抗原検査)
・医療保険(最低補償額35,000USドル)

【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その200:外国人のフィリピンへの入国に係る要件等:変更)(3月10日発表) | 在フィリピン日本国大使館

ベトナム

・陰性証明書(出発前72時間以内のPCR検査または24時間以内の迅速抗原検査)
・入国前24時間以内にオンラインで医療申告

ベトナムへの入国を希望する日本人の皆さまへ | 在ベトナム日本国大使館

インドネシア

・ワクチン接種証明書
・医療保険
・入国時にPCR検査

インドネシア政府による入国規制の変更(政府通達の発出)| 在インドネシア日本国大使館

マレーシア(4月1日~)

・ワクチン接種証明書(60歳以上で3回目接種を受けていない場合は未接種扱い)
・陰性証明書(出発前2日以内のPCR検査)
・医療保険(最低補償額20,000USドル)
・出発1日前までにMySejahteraアプリに健康情報を入力
・到着時に空港で呼気検査または入国後24時間以内に医療機関で迅速抗原検査

マレーシアへの入国手続きについて | 在マレーシア日本国大使館

シンガポール(4月1日~)

・ワクチン接種証明書
・陰性証明書(出発前2日以内のPCR検査または抗原検査)
・出入国カード及び健康申告書オンラインで提出

新型コロナウイルスの発生に関する注意喚起(その85) | 在シンガポール日本国大使館
Checklist for Fully Vaccinated Travellers – SafeTravel