日本旅行に興味のあるタイ人のfacebookグループ、กลุ่มคนชอบตะลอนเที่ยวญี่ปุ่นをよく見ているのですが、メンバー69万人以上という巨大グループだけあって毎日数多くの投稿があり、写真や動画での旅行記・体験談、購入したお土産、おすすめのホテルや飲食店、旅行日程の質問など多種多様な話題が日々共有されています。
これら投稿を見ていて気づくのが、訪日タイ人観光客は東京や大阪といった大都市だけでなく、九州や中部など地方へ旅する人たちが非常に多いという点です。
これは日タイ間のフライトにも関係があると思われ、タイから日本への直行便は東京、名古屋、大阪、福岡と選択肢が広く、4月末までは札幌便も運航されていたため日本各地へ乗り継ぎなしで行けるということが大きいのではないでしょうか。
これに対して、日本からタイへの直行便はほぼ全ててがバンコク発着。バンコク以外では唯一タイ・ベトジェットエアが関西～チェンマイ線を週4便運航しているのみです。このため、タイを訪れる日本人旅行者の訪問先は自ずとバンコク中心になってしまいますね。
上記facebookグループで訪日タイ人の地方の行き先として最近よく投稿されているのは富士山周辺、上高地、湯布院、別府など。中部地方では黒部立山アルペンルートや白川郷、九州では阿蘇山や高千穂峡などを訪れている様子も頻繁に見かけます。九州への訪問者が多いのは、タイ国際航空、タイ・エアアジア、タイ・ベトジェットエアと3社もバンコク～福岡線を運航しているということも影響しているのではないでしょうか。
お土産ではこのところはニューヨークパーフェクトチーズ(NEWYORK PERFECT CHEESE)が流行しているようで圧倒的に投稿数が多い印象です。ただ、タイも日本同様に流行り廃りが早いのでこれはいつまで続くのかはわかりませんが…
