ベトナムに行ったら必ず食べるのがバインミー・チャオ(Bánh mì chảo)。
ベトナム語でバインミー(Bánh mì)はパン、chảoは鉄板、フライパンの意。
鉄板で目玉焼き、肉、ハム、ソーセージ、ミートボールなどを調理し、最後にチーズやパテなどを載せ熱々の鉄板のまま提供。これをパンとともに食べるのがバインミー・チャオです。
一般的なバインミーは具材をパンに挟みますが、こちらはパンと具材は別々。
これにベトナムコーヒーをつければ個人的にはパーフェクトな朝食が出来上がり。この店ではパンと大根、人参、キュウリのなますが付いたセットが5万ドン(約300円)でした。
今回訪れたのはホーチミン中心部のバインミー・チャオ屋さん、Bánh mì chảo Dì Nữ。
地図:
動画。
ぱっと見で分かるようにバインミー・チャオはベトナムを統治していたフランスの料理の影響を受けていますが、ベトナムからラオス、さらにはタイ東北部へという流れでタイにも伝わってきています。
タイではカイガタ(ไข่กระทะ)と呼ばれていて、カイ(ไข่)は卵、ガタ(กระทะ)は鉄板のこと。ベトナム移民が持ち込んだもので今ではイサーン(タイ東北部)を代表する料理の一つとなっています。