独立行政法人の日本政府観光局(JNTO)が、昨年1年間に日本を訪れた外国人旅行者数の推計値を発表しています。
それによると、アジアからの訪日旅行者数ベスト10は以下のようになっています。
2012年訪日外客数推計値(アジアの国・地域のみ抜粋)
順位 | 国・地域名 | 訪日旅行者数 |
---|---|---|
1 | 韓国 | 2,044,300 |
2 | 台湾 | 1,466,700 |
3 | 中国 | 1,430,000 |
4 | 香港 | 481,800 |
5 | タイ | 260,800 |
6 | シンガポール | 142,200 |
7 | マレーシア | 130,300 |
8 | インドネシア | 101,600 |
9 | インド | 69,100 |
10 | ベトナム | 55,200 |
出典: 日本政府観光局(JNTO)
国別で見ると、上記10カ国・地域のうち台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、中国の6カ国で過去最高の数字となったそうです。記録的な円高や震災の影響の残る中でのこの数字は、日本が旅行先としてかなり魅力的だということを示しているのではないでしょうか。
また、年後半に起きた反日デモの印象の強い中国ですが、8月までの貯金が効いて、訪日した中国人はこれまでで一番多かったというのも意外でした。
下記公式プレスリリースには、他の地域のデータや各国ごとのプラス要因・マイナス要因など興味深い分析もあるのでぜひ参照してみて下さい。