東南アジアの超高層ビル最新事情

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好調な経済状態を反映してか、ここ数年、東南アジアの各都市で競い合うように超高層ビルが次々と誕生しています。

今回は建設中や計画段階のものを中心に、タイ、カンボジア、ベトナム、ラオス、インドネシアの5カ国の最新超高層ビルを紹介したいと思います。

マハーナコーン (Mahanakorn) タイ

マハーナコーン
公式サイトMahanakorn

バンコク・シーロム地区で建設が始まった超高層ビル。2015年完成予定。77階建て地上314メートルと、完成すればバイヨークスカイ(304メートル)を抜いてタイ最高層の建物に。

外壁が螺旋状に崩れたような、特徴あるデザインが目を引きます。

核となるのは23階以上の上層階に入るリッツカールトン・レジデンス(The Ritz-Carlton Residences)で全194ユニット。既に販売が開始され、高さだけでなく金額的にもタイで最も高いコンドミニアムとなりました。

低層階は同じくマリオット系列のブティックホテル、エディション(EDITION)が入居する予定。

マハナコーン
レジデンス部分にはこんな部屋も。

屋上はタイで流行のスカイバーとなるほか、敷地内には別棟でショッピングモールや飲食施設、スーパーなども入ることになっています。

マハーナコーン

ロケーションはBTSチョンノンシー駅の西側。駅とは直結されアクセスも抜群です。


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ちなみにビル名のマハーナコーン(มหานคร)とは「偉大なる都」というような意味。バンコクの正式名称(クルンテープ・マハナコーン~)の一部にもなっている言葉です。

バタナックキャピタルタワー (Vattanac Capital Tower) カンボジア

バタナックキャピタルタワー
公式サイトVattanac Capital

プノンペン市内モニボン通りの東側、ストリート102と106との間に建つ39階建て地上188メートルの超高層ビル。

ブーツのような39階建てのタワー1と、そのつま先の上にのった箱のような形をしたタワー2(8階建て)からなる建物はかなりインパクトがあります。


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外装はかなり出来上がってきていて、隣に建つ32階建てのカナディアタワーを抜きカンボジア国内最高層のビルとなっています。

バタナックキャピタルタワー
2013年6月30日時点での様子。

屋上には、以下のようなルーフトップバーがオープンするという事で、在住外国人や金持ちクメール人の間で評判を呼びそうです。

バタナックキャピタルタワー
ルーフトップバー。

地上階は各種小売店舗、中層階がオフィススペース、上層階がサービスアパートという構成。ビル名からもわかるようにデベロッパーはカンボジア大手のバタナック銀行。

ランドマーク72 (Landmark 72) ベトナム

ランドマーク72
公式サイトLandmark 72

ベトナム・ハノイの新興開発地区に建つ72階建て地上350メートルのベトナム最高層ビル。既に完成済みで、72階部分には展望台が設けられています。

ロケーションは市内西部郊外のファムフン通り沿い。


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ランドマーク72
展望台。

地下1階から地上4階はマレーシア資本のデパートのパークソン(百盛)、48~60階部分にはサービスアパートのカリダス・ランドマーク72(関連記事)が入居。

また、その上の61~71階部分はインターコンチネンタルホテルとなり、今年中の開業が予定されています。

開発したのは韓国系企業の京南エンタープライズ(Keangnam Enterprises)。オフィス、シネコンなども入るハノイでも屈指の大型複合ビルです。

ワールドトレードセンター ヴィエンチャン (World Trade Center Vientiane) ラオス

ワールドトレードセンター・ヴィエンチャン
公式サイトWorld Trade Center Vientiane

ラオス・ヴィエンチャンで昨年建設がスタートした大型複合施設。上記写真一番手前のオフィスビル棟が地上150メートルと、ラオス最高層のビルとなる予定。

ナムプ広場(噴水広場)からもほど近い市内中心部に位置し、エリア内にはショッピングモール、コンドミニアム、5つ星ホテルも建設される計画となっています。


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ワールドトレードセンター・ヴィエンチャン
ショッピングモール。

完成予想図を見ると、これが本当にラオス?という感じですね。

ワールドトレードセンター・ヴィエンチャン
全体図。

シグネチャータワー ジャカルタ (Signature Tower Jakarta) インドネシア

シグネチャータワー
公式サイトSignature Tower Jakarta

インドネシア・ジャカルタで来年建設がスタートする予定の大型プロジェクト。2020年の完成を目指していて、完成時には111階建て地上638メートルと東南アジア最高層のビルとなります。

ロケーションは、新興ビジネス街のスディルマン・セントラル・ビジネス・ディストリクト(SCBD: Sudirman Central Business District)。


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建物デザインは比較的シンプルですが、上層部はパイナップルを模した形になっています。

詳細はまだ不明なものの、カジノなどで知られるMGMリゾートインターナショナル(MGM Resorts International)が資本参加するということで、同経営の高級ホテル「ベラージオ」が進出するとの話もあるようですね。

その他、下層階や周囲にはオフィススペース、コンドミニアム、ショッピングモールなども造られる予定です。

シグネチャータワー

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