エアアジアX、タイ・エアアジアXを合弁で設立へ

シェア

エアアジア系列で中長距離路線を運航しているエアアジアX(AirAsia X)は、新たにタイ・エアアジアX(Thai AirAsia X)の設立に合意したこと明らかにしています。

(Photo by Kentaro IEMOTO)

エアアジアXがマレーシア証券取引所に届け出た公式アナウンスによると、同社が49%を出資。タイ側パートナーは、タイ・エアアジアの役員でもある実業家ら2名となっています。

既にタイエアアジアXは6月20日にタイ航空当局に運航ライセンスを申請済みで、順調に行けば今月下旬にも取得する予定とのこと。その後、運航者証明書(AOC)の取得という流れになるようです。

新しく設立される格安航空会社はバンコク・ドンムアン空港を拠点に、日本や韓国への路線を開設する計画で、来年第1四半期の運航開始を目指しています。

一方で、インドネシアの格安航空会社ライオンエアも、同じくタイ国内で新たなLCC、タイ・ライオンエア(Thai Lion Air)を立ち上げる予定で、現在は公式サイト上でパイロットや客室乗務員、地上スタッフを募集しています。

タイ・ライオンエア
タイ・ライオンエア(Thai Lion Air)

ベトナムのベトジェットエアも今年6月にタイで合弁会社を設立(関連記事)していますし、来年は国際線・国内線を問わずタイの空がますます賑やかになりそうですね。