ベトジェットエア、台北、香港、シンガポール、クアラルンプール、マカオへの路線を計画か

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ベトナムの格安航空会社、ベトジェットエア(VietJet Air)の公式サイトをみると、予約画面の出発地・目的地に新たな都市が追加されていますね。

現在確認できるのは、台北、香港、シンガポール、クアラルンプール、マカオの5都市で、下記路線が選択可能になっています。

ホーチミン―台北
ホーチミン―香港
ホーチミン―シンガポール
ホーチミン―クアラルンプール
ダナン―マカオ

5路線のうち、格安航空会社が既に就航しているのはホーチミン―シンガポール線とホーチミン―クアラルンプール線だけで、あとはLCC未就航路線ということになります。

いずれもまだ予約はできませんが、我々日本人旅行者にとってもなじみのある都市ばかりなので実現してもらえると嬉しいですね。

派手なプロモーション戦略などもあってかなり知名度の高くなってきたベトジェットエアですが、CAPAのデータによると、同社の国内線シェアは既に約25%(2013年12月時点)にまで達しているとのこと。

一方で国際線に目を向けると、同社が現在運航しているのはホーチミン―バンコク線とハノイ―バンコク線の2路線のみ。ベトナム国際線市場全体に占めるシェアは1%台に留まっています。

周辺のタイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、シンガポールなどと比べてもベトナムのLCC比率はまだ低いので、今後ベトジェットエアが国際線路線を拡大する余地はかなりあると思います。