タイ主要空港における2014年の利用旅客数

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タイ航空局(Department of Civil Aviation Thailand)が国内各空港の2014年乗降客数利用実績を公表しています。

スワンナプーム空港ターミナル内の様子

それによると、総旅客数ではスワンナプーム空港の約4,640万人、ドンムアン空港の約2,150万人、プーケット空港の約1,140万人がトップ3。利用者が100万人を越えた空港は2013年より2か所増え、全部で12ヶ所ありました。

下記に利用者数が50万人を超えたタイ国内の空港を総旅客数順に並べてみました。

2014年 タイの空港の旅客数ランキング

順位 空港名 総旅客数 2013年比
1 スワンナプーム 46,423,352 -9.6%
2 ドンムアン 21,546,568 +30.8%
3 プーケット 11,401,498 +0.5%
4 チェンマイ 6,630,624 +21.3%
5 ハジャイ 3,147,281 +23.3%
6 クラビー 2,700,095 +61.9%
7 サムイ *1,825,449 *-0.1%
8 ウドンターニー 1,682,709 +27.0%
9 チェンラーイ 1,379,022 +26.6%
10 スラーターニー 1,321,909 +22.3%
11 ナコンシータマラート 1,112,849 +17.1%
12 ウボンラーチャターニー 1,078,612 +29.1%
13 コンケーン 958,355 +61.8%
14 トラン 529,228 +4.9%
15 ピサヌローク 475,588 +96.3%

(出典: タイ航空局)

サムイ空港については12月分の統計がまだ発表されていないため、1月~11月末までのデータとなっています。同空港の12月単月の利用者数は20万人前後と予想されるので、順位には変動はありません。

昨年はタイ政治状況が不安定だったこともあり、国際線の占める割合の多いスワンナプーム空港の利用者数が2013年比で10%近いマイナスとなったのが目につきます。タイスマイルの便が一部ドンムアン空港に移転したことももちろん影響しているでしょうね。

他の空港については、LCCによる新規路線開設が相次いだドンムアン、クラビー、コンケーンの各空港の伸びが特に目立つ結果となりました。