カーンエア、パタヤ近郊のウタパオ空港を発着する4路線に就航

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タイのリージョナル航空会社のカーンエア(Kan Air)は、パタヤ近郊のウタパオ空港を発着する国内線を新たに開設すると発表しています。

同社facebook上で明らかにしたもので、それによると新設するのは以下の4路線。

ウタパオ~チェンマイ
ウタパオ~ウボンラーチャターニー
ウタパオ~コンケーン
ウタパオ~ウドンターニー

いつから開始するかについての正式なアナウンスはまだないものの、片道990バーツの格安航空券を発売すると書いてありますね。

現在カーンエアはチェンマイをベースに国内線を展開していますが、今後ウタパオ空港を同社第2のハブ空港としていく意向のようで、クラビーやプーケットへの路線開設許可も申請しているとのこと。

但し、同社が保有しているATR72は1機のみですので、いずれの便も週数便という限られたものになりそうです。

カーンエアは先日タイ・ベトジェットエアへの出資を取りやめることを明らかにしたばかりで、今後は独自での路線拡大に注力していくのでしょう。

ウタパオ空港の公式サイトを見てみると、U-Tapao Rayong-Pattaya International Airport(ウタパオ・ラヨーン・パタヤ国際空港)と、周囲の地名を合わせたずいぶん長いものになっていますね。現時点での同空港の旅客定期便はバンコクエアウェイズによるプーケット線及びサムイ線の2路線のみです。