シンガポールの奇抜なデザインのコンドミニアム The Interlace

シェア

先日、シンガポールにしばらく滞在していたのですが、宿泊していたパークホテルアレクサンドラのプールサイドから見えた奇抜な建物がずっと気になっていました。

The Interlace

第一印象は子供が積み木を適当に重ね置いたような感じ。周辺は高層・大規模ビルも少ないエリアですので余計に目立ちます。

調べてみると、The Interlace(インターレース)という新しいコンドミニアム(マンション)だそうです。

ロケーションは島内中心部のデポ・ロード(Depot Road)沿い。オーチャード通りなど一般的な観光エリアからはかなり西側になります。

シンガポールでは数年前に初めてマリーナベイサンズを見た時も、公営住宅のピナクル@ダクストンを見た時もかなり驚きましたが、これも相当に変わった建物です。

マリーナベイサンズ

マリーナベイサンズ

ピナクル@ダクストン

ピナクル@ダクストン

The Interlace

別の日に客室から撮影。手前の銀色屋根の建物はホーカーのアレクサンドラビレッジフードセンター。

6階建てくらいのビルを1つのブロックとして、一見したところではそれが色々な方向に重なり合っているように見えます。

ただ公式サイトで俯瞰図を確認すると、綺麗なハニカム構造をしていて、意外とシンプルな形だということが理解できます。中心部はプールや庭として利用されているようですが、構造上、部屋の位置によってかなり良し悪しに差が出そうですね。

俯瞰図

これを設計したのはドイツ人建築家のオレ・スケーレン(Ole Scheeren)氏。ちょうど現在、タイのバンコクで建設が進むマハーナコーン(MahaNakhon)という超高層ビルも彼の手によるものです。

MahaNakhon

バンコク最高層のビル、マハーナコーン。

気になるインターレースのお値段ですが、各ユニットは2ベッドルームから4ベッドルームまで色々なタイプがあるようで、不動産サイトを幾つかざっと見てみると、一番安いものだと1.5億円前後。賃貸だと家賃は月35万円ぐらいからとなっています。

日本ではちょっと考えられない、こういうあっと驚くような建物を見ることができるのも東南アジア旅行の楽しみの一つでもありますね。