ホーチミンのタンソンニャット空港、早朝から深夜まで運行する109番バスが登場

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ホーチミンに到着して国際線ターミナルから出ると、派手な黄色にカラーリングされた見慣れないバスが止まっていました。

109番バス

場所はターミナルを背にして右端近く。以前から運行されている152番バス乗り場の隣です。

109番バスの車体
番号は109番。

英語での表示もあり、外国人旅行者を意識したものだということがはっきりわかります。

タンソンニャット空港 国際線ターミナルの109番バス乗り場

早朝5時半から深夜1時半まで15分おきに運行され、運賃は5kmまでが1万2千ドン、5km以上だと2万ドン。

利用案内

ルートは、空港を出発し、ナムキーコイギア通り、ベンタイン市場、ファングーラオ通りなどを通って、終点が9月23日公園。ベンタインやファングーラオは空港から5km以上あるので、片道2万ドンということになります。

車内の様子
車内の様子。

走行路線自体は途中まで152番バスと被りますが、最大の違いは今回新設された109番バスは深夜1時30分まで運行されるという点。既存の152番バスは夕方6時が最終のため、夜遅くホーチミンの空港に到着した場合、これまではタクシーで移動するしかありませんでした。

ホーチミンの152番バス
152番バスは緑色。ベンタインバスターミナルで撮影。

今後はベンタイン地区やブイビエン・デタム地区のホテル・ゲストハウスが目的地であれば、深夜でもこの109番バスを利用することができるわけで、便利になりましたね。

ホーチミン市内を走る109番バス

市内を走っているのを今日だけで何台も見かけましたが、かなり目立ちます。