ウボンラーチャターニーからラオス国境チョンメックまでミニバスで移動

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タイ東北部のウボンラーチャターニーからラオスのパクセーまでの移動には国際バスを使うのが一般的だと思いますが、先日の旅行ではウボン~チョンメック(タイ側国境)、ワンタオ(ラオス側国境)~パクセー間共にロットゥー(ミニバス)を利用しました。

まず今回はウボンラーチャターニーのバスターミナルからチョンメックへ行くロットゥーについて紹介しようと思います。

ウボンラーチャターニー・バスターミナル
ウボンラーチャターニー・バスターミナル

チョンメック行きのロットゥーの乗り場はバスターミナルの20番。

乗り場は20番

朝5時から午後6時まで30分おきに出ています。パクセー行きの国際バスが現在1日2本(9時30分、15時30分)しかないことを考えると、非常に本数が多いのが特徴です。

チョンメック行きミニバス
チョンメック行きロットゥー

目立たないものの英語での行先表示もありました。

英語

チョンメックバスターミナルまでの運賃は100バーツ。

乗車券
乗車券
こちらはパクセー行き国際バス
こちらはパクセー行き国際バス

今回は朝8時過ぎに到着したので8時半の便に乗れたのですが、朝から何も食べていなかったためまずはバスターミナルの食堂で朝食をとることに。

ウボン名物といえばクエチャップ・ユアン(ベトナム風汁麺)とムーヨー(蒸しソーセージ)なのでそれを食べました。どちらもベトナム移民が伝えた料理です。

クエチャップ・ユアンとムーヨー

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ムーヨーはこんな感じでお土産としても人気
ムーヨーはこんな感じでお土産としても人気

結局9時の便に乗ることに決定。ロットゥーは5列14人乗り。前後の間隔が狭いですが、チョンメックまでは1時間半程度なので全く問題ありません。

車内の様子

午前9時きっかりに出発。この時点で乗客は自分を入れて9名。

車内の様子
車内の様子

午前9時40分、中継地点のピブーンマンサハーンという町で1人降り、2人が乗り込みます。

途中の町

午前10時5分、検問所で停止。警官が来て身分証明書の提示を求められますが、2~3人がチェックされただけで殆どの人は顔だけ見てスルー。

検問所
検問所

午前10時20分、チョンメックのバスターミナルに無事到着。

チョンメック・バスターミナル
チョンメック・バスターミナル

所要時間は1時間20分でした。国際バスを利用するには時間が中途半端、あるいは乗客が一杯で乗れなかったなどという場合にはおすすめの移動方法ですね。

ただ、ウボンラーチャターニー~パクセー間をロットゥーで移動する際の多少のネックは、チョンメックバスターミナル~タイ側国境とラオス側国境~ワンタオバスターミナルを歩かなければならないということでしょうか。それぞれ約600mと約1kmあります。

もちろんどちらでもバイタクが声をかけてくるため、急ぐ場合などはそれを利用してもいいのではないかと思います。