アジアの麺料理 第14回「カオピアックセン」

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アジアの麺料理、14回目となる今回はラオスのビエンチャンで食べたカオピアックセン(ເຂົ້າປຽກເສັ້ນ)を紹介します。

カオピアックセン

カオは「お米」、ピアックは「濡れた」、センは日本語と同様に「線」を意味する言葉。現地ではカオピアックと略して呼ばれることも多いです。

米粉にデンプン質を多く含むタピオカ粉を混ぜることで、麺はモチモチとした歯ごたえになるのが特徴。日本のうどんにも似たやや太めの麺(センヤイ)がポピュラーですが、センレックと呼ばれる細麺タイプもあります。このあたりの名称はタイ語と全く同じですね。

この店では極太麺と細麺の2種類
この店では極太麺と細麺の2種類。

製麺法による分類に従うと、押しだし麺系列。米粉+タピオカ粉の麺はベトナムで食べられているバインカイン(Bánh canh)と全く同じで、ベトナムから陸路で伝播したバインカインがラオスに入って変化したものがカオピアックセンではないかと思っています。

第7回で紹介したクイチャップ・ユアンも同系列。

こちらはベトナムからタイへ伝わった麺料理ということになりますね。

カオピアック

今回訪れたのはビエンチャン中心部にある人気店、ハーンカオピアックセープ(ຮ້ານເຂົ້າປຽກແຊບ)。直訳すれば「美味しいカオピアックの店」というそのものずばりの店名。

ミックスを選択することも可能
パソム(ミックス)もできるということだったので両方入れてもらうことに。
調理中
調理中。
調味料、モヤシ、マナオ、油条
テーブルの上には調味料、モヤシ、マナオ、揚げパンが。

調味料、モヤシ、マナオはお好みで。揚げパンのパートンコー(油条)のみ有料。ちぎってスープに入れるとアクセントになって美味しいです。

豚の皮を揚げたもの、豚の血を固めたもの、ネギなどの具

この店では具としては皮付きの豚肉をカリカリに揚げたもの、豚の血を固めたもの、ミートボール、ネギ、揚げニンニクなどを使用。

店の看板

お店の看板をよく見ると、店名がベトナム語でも書かれていて、QUÁN BÁNH CANH NGON(美味しいバインカインの店)となっていました。

データ

料理名: カオピアックセン (ເຂົ້າປຽກເສັ້ນ)
場所: ラオス・ビエンチャンのクンブーロム通り
麺の原料: 米粉・タピオカ粉
麺の種類: 押しだし麺系列
具: 皮付きの豚肉揚げ、豚の血を固めたもの、ミートボール、ネギ、揚げニンニク

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