欧州委員会が先日公表した「EU内での飛行禁止航空会社リスト」の最新版を見てみました。
アジアの国々で一番目に付くのは、前回に引き続きフィリピンの全ての航空会社がEU内への乗り入れを禁止されていることですね。
フラッグキャリアのフィリピン航空(Philippine Airlines)をはじめ、日本路線も運航しているLCCのセブ・パシフィック航空(Cebu Pacific Air)、さらには設立されたばかりのエアアジア・フィリピン(AirAsia Pilippines)もその対象となっています。
また次に目立つのはインドネシアで、ガルーダ・インドネシア航空、マンダラ航空、インドネシア・エアアジア、プレミエア、エアファストの6社を除く全ての航空会社が禁止対象としてリストアップされています。
取り扱い旅客数ではいまやインドネシア最大手となった格安航空会社のライオンエア(Lion Air)も依然ブラックリストに入っています。
今回禁止対象となった航空会社の全リストは下記より見ることが出来ます。
- EU域内乗り入れ禁止航空会社の一覧 (PDF)