東南アジア各国の2014年Googleトレンドワードランキング

Googleが2014年のトレンドワードランキング（急上昇ワードランキング）を発表したので、東南アジア各国で今年話題となったワードを見てみます。

東南アジア内で発表の対象となったのは、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムの5カ国。それぞれのランキングを順番に紹介していきます。

シンガポール

全体に日本でもなじみのある話題が多いですね。

• マレーシア航空関連が1位と4位に。
• 2位のワールドカップ、3位のiPhone6も今年定番のワード。
• 5位は急逝したロビン・ウイリアムズ、7位にSF映画のインターステラー、8位は流出写真が話題となったジェニファー・ローレンスとエンタメ関連が3つ。
• ヘイズで関心が高まった大気汚染指数(PSI)が6位に。
• 東南アジアでもシェアを拡大しているスマホブランド、シャオミ（小米）も9位にランクイン。
• 10位のアントン・ケイシー氏はシンガポールを侮辱した発言で一躍、時の人に。

マレーシア

個人的にはLCCのマリンドエアがランクインしたのが印象的。

• 上位3つは世界的なトレンドワード。
• 4位のアストロ・アワニはニュース専門チャンネル。
• 5位は国産自動車メーカーのプロドゥアで今年発売された新車。
• 6位のSPSは、オンライン公立学校管理システム。
• 7位は低所得層向けの現金支給について。
• Googleストリートビューがクアラルンプールなどでサービスを開始したため8位にランクイン。
• 今勢いのある格安航空会社マリンドエアも9位に。
• 10位はテレビドラマシリーズ。

タイ

エンターテイメント・芸能関係が目立ちます。

• 個人売買仲介サイトのOLXが1位に。
• 2位、3位はテレビドラマ。
• 4位、5位は定番のワールドカップとiPhone6。
• 6位は昨年発売された大ヒット曲。Youtubeでも再生回数1億回が間近。
• 7位はワークアウトのフォーカスT25。タイでも芸能人経由で人気に。
• 8位、9位はこれまたテレビドラマ、さらに10位もクイズ番組。

インドネシア

大統領選挙一色という感じ。

• インドネシア新大統領ジョコ・ウィドド氏の愛称ジョコウィがトップに。
• 2位はその大統領選で敗れたプラボウォ・スビアント氏。
• 3位は公務員採用試験について、4位はイスラム国と硬めのワード。
• 5位はヒット曲、6位は芸能人とエンタメ関連。
• 7位に行方不明になったマレーシア航空370便。
• 8位に大統領選挙そのもの、9位にもジョコウィ内閣と今回の選挙が大きな話題だったことがわかります。
• 10位はエボラ出血熱。

ベトナム

テレビ、ゲームなど柔らかめの話題が多くローカル色の強いランキング。

• 1位、5位に定番のワールドカップとiPhone6。
• 2位、6位は人気男性芸能人。
• 3位、9位がゲーム関連。
• 4位、7位、8位、10位はテレビ番組。

最後に日本。

日本