タイ・ライオンエア、国内線路線網をさらに拡充へ

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タイの格安航空会社、タイ・ライオンエア(Thai Lion Air)が、国内線の路線網を大幅に拡充する計画であることがわかりました。

バンコク・ドンムアン空港に駐機中のタイ・ライオンエア機

同社facebook上で告知されているスタッフ募集要項をみると、KKC、PHS、TST、UBP、CEI、NSTなどの3レターコードが確認できます。

これらは、チェンラーイ(CEI)、ウボンラチャーターニー(UBP)、ナコーンシータマラート(NST)、トラン(TST)、ピサヌローク(PHS)、コンケーン(KKC)の6空港で、いずれも現在は同社が未就航の空港です。

こちらには上記6空港の名前がタイ語で書かれています。

新規路線はいずれもバンコク発着となると思いますが、全てタイ・エアアジアとノックエアが開設済みの路線ということで、今後タイ国内のLCCはこれまでの2強状態からタイ・ライオンエアを加えた3つ巴の争いにますますなっていきそうですね。

チェンラーイ、ナコーンシータマラート、ウボンの3路線は既に運航許可も取得済みということで先に開設し、その後残りの3都市へ就航する予定とのことです。

一方で、同社は昨年ハジャイを第2のハブにするという計画のもと、ハジャイ~メダンやハジャイ~KLなど4路線を開設しましたが、こちらは搭乗率が思わしくなかったようで1年も経たずに全て撤退しています。現在ハジャイを発着する路線はバンコクとウドンターニーだけです。