以前当ブログでも紹介した、クアラルンプールのチャイナタウン地区にある新しいホテル、パシフィックエクスプレスホテル・セントラルマーケット(Pacific Express Hotel Central Market)に泊まったので紹介します。
ロケーション
立地は、ホテル名通りセントラルマーケットのすぐ隣。
右側がホテル、左手前のライトブルーの建物がセントラルマーケット。
チャイナタウンのメインストリート、プタリンストリートまでは徒歩4~5分。また、最寄り駅のパサールスニ駅からは5~6分、マスジットジャメ駅からも徒歩圏内と立地的には申し分ありません。
セントラルマーケット内には土産物店やオールドタウンホワイトコーヒーなどが入っているほか、セントラルマーケットに沿ってカストゥリ・ウォークというアーケード街もあります。また、周囲にも飲食店が点在していて食事や買い物には全く不自由しませんでした。
予約
スタンダード、スーペリア、デラックスなどの部屋タイプがありますが、一番安いスタンダードは窓無しということでパスし、その上のスーペリアを予約。1泊約4,300円(朝食無し、税・サ込)でした。
ホテル外観
客室
昨年6月にオープンしたばかりということもあって非常に綺麗です。
室内の大きさは約20平米とややコンパクト。窓際にはソファ、冷蔵庫、ワークデスクなどが置かれています。
ワークデスクはサイズ的には大きくないものの使いやすく、パソコンで作業するのには最適。
液晶テレビは天井からの吊り下げタイプ。
無料の水、コーヒー、電気ケトルなど。
クローゼット内にはセーフティーボックスとガウンが入っていました。
枕元に電源コンセントがあったのも便利でしたね。細かな点ですが、海外のホテルだとコンセントがベッド周りにないということも多いので、こういう配慮は助かります。
館内はフリーWi-Fiが提供されています。夜は多少遅いかなという時もありましたが、それほど大きな不満はありません。
深夜、試しにインターネット接続速度を計ったところ、下り2.69Mbps。
8階の部屋からの眺め。
眺望もきき、目の前の広場や周辺の建物が見渡せました。
バスルーム
バスルームは明るいうえに結構広く、清潔そのもの。
バスタブはなくシャワーのみ。レインシャワーとハンド式の2種類が用意されています。8階の部屋でしたが、湯量も豊富で温度・排水なども全く問題なし。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ・歯磨き粉、コットンバッド、シャワーキャップ、石鹸などバスアメニティ類も一通りそろっています。
館内施設
屋上にあたる10階部分にはルーフトッププールとフィットネスが併設されています。エレベーターは9階までなので、そこからは階段で。
周囲に高い建物がないため、小さいながらも陽当たりは良好。
遠くにはKLタワーとペトロナスツインタワーを望むこともできる。
この他、ホテル1階部分にはコンビニのmyNEWS.comとローカルフードレストランのアンクル・リムズ(Uncle Lim’s)が入っています。
地元コンビニのmyNEWS.com。
アンクル・リムズ。
アンクル・リムズのフードメニュー。
ナシ・レマ、ラクサ、ロティ・バカール、オタ・オタなどのローカルフードが豊富に揃っているので、マレー料理を食べたい場合には便利です。
ドリンクメニュー。こちらもコピ・オやテ・ススなどマレーシアでは定番の飲み物が並ぶ。
総評
ロケーションの便利さに加え、この地区では貴重な築浅のホテルということで、十分おすすめできるホテルです。
料金が比較的安い割には、室内設備も充実していますし、さらに屋上にはプールも付いているということで、コストパフォーマンスもかなり高いと思います。
プタリンストリート。
1階にコンビニとレストランが入っているというのも非常に便利でしたね。新しいホテルでまだ知名度がないため、タクシーの運転手でも知らないケースがありますが、セントラルマーケットの北側と伝えればわかりやすいと思います。
注意点として、上でも書いたようにスタンダードルームには窓がありません。料金的には数百円程度の違いですので、できればスーペリア以上を予約することをお勧めします。
空室・料金検索: パシフィック エクスプレス ホテル セントラル マーケット (Pacific Express Hotel Central Market)