ヘイズによりインドネシアやマレーシアの各空港で遅延や欠航が発生

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東南アジア島嶼部を中心に、このところヘイズ(煙霧)による大気汚染が拡大していて、インドネシアやマレーシアなどの幾つかの空港では一部フライトのキャンセルや遅延、またダイバートなどの措置が取られています。

http://aqicn.org/map/malaysia/

週末2日間のヘイズ関連のニュースをピックアップしてみました。

Haze: Aviation, maritime sectors on high alert, says Liow (The Star)
12日(土)、タイガーエアのシンガポール発イポー行きがクアラルンプールにダイバート。
13日(日)、マレーシア航空当局はヘイズに対する注意喚起を発令。エアアジアのバンコク発クアラルンプール行きがプーケットにダイバート。

19 Flights Cancelled at Batam Airport Due to Haze (skalanews.com)
12日(土)、インドネシアのバタム空港でライオンエア、シティリンク、ナムエアなどの19便が欠航。

Haze causes chaos at Pekanbaru airport (The Jakarta Post)
13日(日)、インドネシアのプカンバル空港でガルーダインドネシア、ライオンエア、スリヴィジャヤ航空、ファイアフライの一部便が欠航。

Eight flights in and out of Kuching affected by haze (The Sun Daily)
13日(日)、マレーシアのクチン空港で8便が遅延

例年この地域がヘイズによる影響を受けるのは西からのモンスーンが吹く9月末頃までが一般的です。

今後の天候や風向き次第では状況が急速に改善される可能性もありますが、今月該当エリアへの旅行を計画されている方は事前に情報をチェックしておくことをおすすめします。