日本で見ようと思いつつもなかなかその機会がなかった映画「この世界の片隅に」がバンコクで上映されていたので、鑑賞してきました。
タイでは2月23日から公開が始まったようですが、この日バンコクで上映されていたのは5~6館。その中から、宿泊先に近かったスクンビット・プロンポン地区にある最新ショッピングセンター、エムクォーティエ内の映画館に向かうことに。

高級モール内のシネコンだけあって、料金もタイとしてはちょっと高めの200バーツ(約660円)。土・日だと250バーツ(約830円)もします。

チケットは入口の自動券売機で購入。クレジットカードも使えますが、ICチップ付きのものでないと受け付けてくれません。
この機械、日本語表示や英語表示にも切り替え可能で外国人旅行者でも簡単に操作できるようになっています。

日本で見るより安いし、どうせならと思って後方のVIP席(300バーツ)を選択。これに加えて最後尾にはカップル席もあって、ここだと2人分で800バーツ。
タイでの上映タイトルは、In This Corner of The World : แค่วาดฝันให้โลกสวย。
タイ語部分は、直訳すれば「ただ美しい世界を思い描いて」といったような意味に。

平日の、しかも昼間の上映ということもあって劇場内はガラガラでした。ただ、公開後1週間程度で観客10人ちょっとというのはさすがに寂しいですね。ざっと見たところでは半分近くは日本人のようでしたし。
派手でわかりやすい娯楽作品が圧倒的に人気が高いお国柄なので、そういった意味からも「この世界の片隅に」がタイで一般受けするのは難しいのかなぁとは思います。
むしろ同じアニメでも、元々タイで知名度が高いらしいソードアート・オンラインの劇場版の方は当地でも大々的にロードショー展開されていました。これはまあ仕方のないところでしょうね。
「この世界の片隅に」のタイ版トレーラーは以下よりどうぞ。