BTSナナ駅からすぐのスクンビット・ソイ6に建つホテル、ダイナスティグランデホテル(Dynasty Grande Hotel)に泊まったので紹介します。

ロケーション
ソイ6はナナ駅の南側に位置し、スクンビット通りとソイ4とを結ぶごく短い通り。
駅からホテルまでは徒歩5分ほど。ナイトスポットのナナプラザなどがあるソイ4までは歩いて2~3分。反対側のソイ8へも徒歩であれば抜けることができるのも便利な点です。

ATMはホテル前に設置されていますし、隣に建つコンドミニアム1階部分にコンビニ(セブンイレブン)、マッサージ、ランドリーなどが入っています。ランドリーは部屋番号を言えばホテルま追加料金なしで届けてもらうことも可能。

今回は一番安いデラックスルームを予約。料金は1泊約7,500円(税・サ込み、朝食別)でした。
詳細: ダイナスティ グランデ ホテル
住所: 21 Soi Sukhumvit 6, Sukhumvit Rd. Klongtoey, Bangkok 10110 THAILAND
電話: +66 2 255 1333

客室
敷地内には8階建ての建物が2棟あり、その間に屋外プールが設置されているという構造。今回割り当てられたのは敷地奥に位置する建物の5階の部屋。
デラックスルームでも約30平米と十分な広さ。
ベッドは幅広のキングサイズ。マットレスも適度な硬さで好みのタイプ。
窓が大きく取られ、明るい雰囲気なのも嬉しいですね。

オープンしてから既に10年ほど経つホテルですが、室内・館内共に最近リノベーションされたばかりのようでずいぶんと新しく感じました。

冷蔵庫の中は有料のミニバー。
椅子とワークデスクはかなりしっかりした造りのものが窓際に置かれていて、デスクワークが非常にやりやすかったのが印象に残っています。
クローゼットにはセーフティーボックスと使い捨てスリッパが置いてありました。
館内で提供されているフリーWi-Fiはそれほど早いという感じでもなかったのですが、接続状況は常に安定。滞在中はストレスなく使用することができました。

バスルーム
スペース的にかなりゆったりとした造りで、こちらも隅々まで非常に清潔。
バスアメニティ類は必要最低限。タオル類はバスタオル、ハンドタオル、フェイスタオルと3種類きちんと揃っていて、どれもフカフカだったのが好印象。
全室バスタブ完備というのも日本人旅行者には嬉しいのでは。
館内の様子
2棟に分かれ、1階部分で移動が可能。フィットネスやプールは3階。
屋外プールはこのクラスのホテルとしては結構本格的。
ただ、前述のように2つの建物に挟まれる位置にあるため、日当たりはあまり良くなかったです。

宿泊客に西欧人が多い関係か、フィットネスの機器類が充実しているのも特徴。
朝食
このホテルは基本的に朝食は別料金となっています。朝食を食べたい場合は、ホテル入口にあるコーヒーショップのブルームカフェ(Bloom Café)で各自自由に。

数種類あるモーニングセットは165~225バーツ。その他、エッグベネディクト145バーツ、パンケーキ125バーツ。コーヒーやエスプレッソは65バーツという料金設定。

屋内席とテラス席があり、表通りを眺めながらのんびりと食事ができます。男性スタッフの中に1人、日本語がすごく上手な方がいました。話を聞いてみると大学で日本語を学んでいるとのこと。
総評
客層は西欧人個人旅行者が中心。日本人は少なめで、団体客は全く見かけませんでした。気楽に旅行する個人旅行者にはぴったりといった感じの中規模ホテルでかなり気に入りました。
賑やかなエリアにありながらも騒音はほとんど聞こえず静かに滞在できるのも魅力。プールサイド側の部屋であれば多少リゾート的な雰囲気も感じるのではないかと思います。
エアコンの稼働音が静かで温度設定どおりに動く、2名分で予約すれば1人でも部屋のカードを2枚くれるなど、ハード・ソフト面の細かな点もきちんとしていて不満点も特に見当たらず。歓楽街に近いという立地上、女性には向かないと思いますが、スクンビット・ナナ地区での宿泊を考えている男性には是非お勧めしたいホテルでした。
道路を挟んで向かい側にはパチャラスイート(Phachara Suites)があり、口コミなどを読む限り日本人旅行者にはこちらも人気が高いようです。
