格安ホテルのチューンホテル、宿泊料金をオールインタイプに統一

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格安ホテルチェーンのチューンホテル(Tune Hotel)を予約しようと公式サイトを見ていたのですが、料金体系が変更され、室内の設備やタオルなどは全て宿泊料金に含まれるオールインタイプに統一されていますね。

チューンホテル オールイン料金
チューンホテル公式サイトより

これまでは一部の系列ホテルを除くと、Wi-Fi、バスタオル、テレビ、エアコンなどは有料となっていて、利用するためには追加料金を支払う必要がありました。

但し、以前からAgodaなどの大手予約サイトを通して予約する場合はこれらが含まれた料金で表示されていたため、意識していた方は少ないかもしれませんね。

チューンホテル・クアラルンプール

元々チューンホテルはエアアジアのトニー・フェルナンデス氏が創設したホテルブランドで、格安航空会社(LCC)のビジネスモデルと同様に必要最小限の設備・サービスだけを提供し、それ以外は有料というのがコンセプト。

ノーフリル(no frills)という考え方が浸透した航空業界とは違い、ホテルでタオルやエアコンまで別料金というのは利用者にはあまり受け入れられなかったのかなという印象です。

タイやフィリピンのチューンホテルは2015年にレッドプラネットホテルズに運営権を売却したため、現在チューンホテルは本拠地のマレーシアがメイン市場となっています。その他はインド、イギリス、インドネシア、ケニアでいずれも1~2軒を展開するだけで、その存在感もやや薄れている感じがしますね。

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