プノンペンからシアヌークビルまでバスで移動 時刻表や料金など

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先日、カンボジアの首都プノンペンからビーチリゾートタウンのシアヌークビルまでバスで移動したので紹介します。

このルート、カンボジア国内の主要路線ということでバス会社・運行本数共に非常に多く選択肢には困りません。但し、中にはやたらと荒っぽい運転をするバスがあったり、サービスが悪かったりで玉石混合というのが実情。

カンボジアでは交通事故も急増しているということで、ここはできるだけ安全・快適なバスを選びたいところです。外国人旅行者も利用する会社のうち、比較的評判が良いものは以下の会社。

  • ジャイアントアイビス (Giant Ibis)
  • メコンエクスプレス (Mekong Express)
  • PSDエクスプレス (PSD Xpress)
  • カンボジアポストVIPバン (Cambodia Post VIP Van)

今回はこの中から、TripAdvisorの口コミでもバス会社としてトップの高評価を得ているジャイアント・アイビス(Giant Ibis)を利用してみることにしました。

チケットは現地で直接購入することも当然できますが、日程がタイトだったため事前に公式サイトで予約。

Giant Ibis

現在同社が運行するプノンペン発シアヌークビル行きのバスは午前8時、午前9時半、午後0時半の1日3本(2017年10月時点)。運賃は11ドル。オンライン予約の場合はこれに加えてクレジットカード手数料として1ドルが余分にかかり計12ドルです。予約時点で座席指定ができるのも嬉しい点。

その他の会社の時刻表や料金はbookmebus.comやcamboticket.comといったバス予約サイトから一括して検索することができます(一部バス会社には未対応)。

https://bookmebus.com
https://camboticket.com

プノンペン~シアヌークビル間のバス料金は会社によって7〜12ドル。早朝から夕方までの間はほぼひっきりなしにあり、深夜便も1本。上記サイトでは出発時間順や料金順に並び替えができるため、比較するのも簡単です。

バス乗り場も会社ごとに異なります。ジャイアント・アイビスの場合、プノンペンでは106stにあるオフィスが乗降場所。ナイトマーケットのすぐ北側。

自分は泊まっていたホテルが徒歩圏内だったため歩いて向かいましたが、事前に予約してある場合はピックアップサービスも利用可能。該当するホテル・ゲストハウスであれば追加料金無しで迎えに来て貰えます。

今回午前9時半発の便を選んだので、9時過ぎにホテルをチェックアウト。5分ほどでジャイアント・アイビスのオフィスに到着。

ジャイアント・アイビス(Giant Ibis)のオフィス

既にバスは停まっていて出発準備中。最低でも出発の15分くらい前には着いているようにしましょう。

ジャイアント・アイビス(Giant Ibis)のバス

乗客が集まったところで、乗車開始。

乗車開始

プノンペン~シアヌークビル間を走っているバスは車種で大別すると大型バス、中型バス、ミニバンの3種類に分けられます。ジャイアント・アイビスは17人乗りの中型バスを使用。

車内の様子
車内の様子

車内にはコンセントもありスマホの充電も可能。速度は遅いもののフリーWi-Fiも提供されていました。

フリーWi-Fi

席に着くと、まず水のペットボトルとブルーパンプキンのデニッシュが配られます。

水、デニッシュ、おしぼり
水、デニッシュ、おしぼり

全員揃ったため予定より若干早く9時25分に出発。約半分が西欧人、地元カンボジア人も数人乗っていました。

プノンペン市内を走行中
プノンペン市内を走行中

プノンペン市内は渋滞していてのんびりと進んでいきます。9時55分にプノンペン空港前を通過。

出発から1時間ほどでようやく郊外という感じになり交通量も減ってきます。それでも、安全運転を重視しているのか、それほどスピードアップはしません。

プノンペン郊外

狂ったように飛ばすバスがある中、無理な追い越しをしないため安心して乗っていられます。

プノンペンからシアヌークビルまでは南西にずっと進んでいくルート。そのため、午前の便であればなるべく右側の席を確保しておくと日が当たることもなく涼しく快適。

10時55分、出発からちょうど1時間半で小休止。プノンペン・ベーカリー(Phnom Penh Bakery)というお店。

プノンペン・ベーカリーでトイレ休憩

トイレ休憩で5分後にはすぐに出発します。

正午になり、ストップ・カフェ(The Stop Cafe)というそのものズバリの店で再び停車。今度は食事休憩ということで30分時間を取るとのこと。

ストップ・カフェで休憩

片田舎といった周囲の雰囲気とは異なり結構お洒落な感じのお店でした。キックバックが入る仕組みなのでしょう、他の会社も含めここで休憩していくバスが多かったです。

店内の様子
店内の様子

昼食をオーダーしている乗客もいたものの自分はそれほど空腹ではなかったのと、さっきもらったデニッシュがあったのでアイスラテだけを注文。2.5ドル。ブルーパンプキンのパンはなかなかレベルが高く、これも美味しかったです。

休憩中
休憩中

12時25分再出発。13時、ココン方面との分岐点であるラウンドアバウトを通過。小雨が降り出します。

再出発

14時10分、シアヌークビル空港通過。天気は回復。時折、雲の切れ間から南国特有の強い日差しが覗きます。

シアヌークビルの街が見えてきた
シアヌークビルの街が見えてきた

14時35分シアヌークビルに無事到着。所要時間は約5時間。途中合計35分の休憩を取ったのでそれがなければ4時間半というところ。

ジャイアント・アイビスのシアヌークビルオフィス

ジャイアント・アイビスのオフィスはゴールデンライオンサークルすぐ西側。プノンペンへ向かう場合もここが乗り場となります。

プノンペン~シアヌークビル間は基幹道路ではあるもののほとんどの区間がまだ片道1車線です。

経済発展に伴い、以前に比べて大型トラックやさらにそれよりも大きいトレーラーがかなり増えていたのが目に付きました。これら大型車両は大体50~60キロ程度で走行しています。一方、それ以外の車は80~100キロ程度で流れているため、必然的に対向車線へ出て大型車両を追い抜かなければならないケースが出てきます。それも結構頻繁に。

事故が起きるのは大抵この時で、対面通行、さらに相対スピードで200km近い速度でぶつかるため当たり前ですが致命的な大事故になります。

東南アジアの田舎の道路の場合、片道1車線とは言っても未舗装の路肩が広く取ってあることが多く、万が一の場合にはそこへ逃げられる一種の「調節弁」的な役割を果たします。とは言え、事故の可能性を減らすためには極力無理な追い越しをしないこと。これに尽きます。

そういった意味からも今回利用したジャイアント・アイビスのバスはそれがきちんと守られていました。TripAdviserの口コミにも概ねそのようなことが書いてあったので、このドライバーが特別というわけではなく会社としての方針なのでしょう。ゆっくりな分、他社のバスで行くよりも多少時間はかかるかもしれませんが、安全には代えられないですよね。Giant Ibis、オススメです。

シアヌークビルのランドマーク、ゴールデンライオン
シアヌークビルのランドマーク、ゴールデンライオン