ラオス南部のボラベン高原は標高が1,000メートルほどあり、周辺には有名なものだけでも10か所以上の美しい滝が点在しています。今回はボラベン高原の中心地パークソン近郊に位置している3つの滝を訪れてみました。
なお、このエリアには細かな住所というものがありません。パクセーからの距離に応じてLAK40(パクセーから40km)とかLAK50(パクセーから50km)といった具合に表記されます。
![ボラベン高原の道は未舗装区間も多い](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls4.jpg)
タート・ファーン (Tad Fane Waterfall)
2本の滝が流れ、上から下まで200メートル近くあるというラオス最大の落差を誇る滝。但し、この時は乾季だったため水量が乏しく、また鑑賞ポイントが滝から離れているのがやや残念。
![タート・ファーン](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls3.jpg)
場所はLAK38。16号線から600メートルほど南に進んだ場所が入口。駐車場から展望台までは300メートルほど。
入場料は1万キープ、バイクの駐車代金は5千キープ。
展望台はタートファンリゾート(Tad Fane Resort)の敷地内。滝は崖の向こう側に見渡す感じになります。案内板にはトレッキングコースもあるとのことでしたが、時間の都合で行っていないため詳細は不明。
![タート・ファーン入口を示す看板](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls1.jpg)
タート・ニュアン (Tad Nyuan Waterfall)
バランスの取れた美しい滝。落差は40メートルほどとそれほどではないものの、展望台と滝との距離が近く迫力があります。
![タート・ニュアン](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls6-1024x750.jpg)
場所はLAK40。16号線から脇道に入り1kmほど進んだ場所が入場ゲート。滝まではそこからさらに数百メートル歩く必要があります。
タート・ファーンと同じく入場料は1万キープ、バイクの駐車代金は5千キープ。
![入場料と駐車代金の書かれた看板](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls5.jpg)
観光客も多く、入口近くにはレストラン、カフェ、土産物店などが並んでいました。
![滝壺](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls7.jpg)
タート・タムチャムピー (Tad Thamchampy Waterfall)
今回訪れた3つの中では一番マイナーな存在ではあるものの、滝壺が天然のプールのようになっていて西欧人旅行者には人気が高い滝。
![タート・タムチャンピー](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls10-1024x709.jpg)
場所はLAK38ですが幹線の16号線からは未舗装道路を2kmほど北に進む必要があります。
入場料は5千キープ、バイクの駐車代金は3千キープ。
![タート・タムチャンピー入口を示す看板](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls8.jpg)
泳ぐことができるため、この滝に行く場合は水着とタオルを持参することをおすすめします。
![滝周辺は自然に溢れ、川の水も澄んでいて綺麗](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/bolaven_waterfalls11.jpg)
今回紹介した滝はいずれもパクセーからも十分日帰りが可能なところばかりです。自分はレンタルバイクで回りましたが、複数人であれば旅行会社で車をチャーターするのが安全で手っ取り早い方法だと思います。パークソン周辺のコーヒー農園などと組み合わせても良いのではないでしょうか。
この時の様子を撮影した動画もYouTubeにアップしました。よろしければご覧下さい。