ノックエア、バンコク―メーホンソン線を新規開設 タイ国際航空とのコードシェアも開始

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格安航空会社のノックエア(Nok Air)は、2018年3月25日よりバンコクとメーホンソンを結ぶ路線を開設すると発表しています。

ノックエアのATR72-500型機
ノックエアのATR72-500型機

現在、バンコクエアウェイズがチェンマイ~メーホンソン線を運航していますがバンコク~メーホンソン間の直行便はこれが唯一です。

現時点ではダイヤ詳細は明らかにされていないものの、運航はまず週3便でスタートし使用機材はターボプロップのATR72-500(エコノミー66席)になるとのこと。

ノックエア、タイ国際航空、タイスマイルの3社は共同運航提携契約にも合意していて、この路線を皮切りに今後は他の国内線にもコードシェア便を拡大していく予定。

ノックエア、タイスマイル、タイ国際航空の共同記者会見
ノックエアfacebookページより

タイの国内線LCC市場はタイ・エアアジア、タイ・ライオンエア、タイ・ベトジェットエアとそれぞれマレーシア、インドネシア、ベトナムに基盤を持つLCCグループが参入しているため、競争はかなり激しくなっています。

ここ数年シェアを減らし続けているノックエアですが、これまで同じグループでありながらも疎遠だったタイ国際航空やタイスマイルと提携することで多少なりとも業績を回復したいところではないでしょうか。