先日、ベトナムのホーチミンからシンガポールまでベトナム航空のVN651便を利用しました。
今回は往路が中部~シンガポールというフライトで、乗り継ぎのためホーチミンで1日弱滞在。宿泊していたドークアンダウ通りのグリーンスターホテル(Green Star Hotel)を午前7時少し前にチェックアウトします。
空港まではUberで。5分ほどでホンダのシティが到着し一路空港へ向かいます。平日朝の通勤時間帯だったので道中多少混雑はしていましたが、約30分で国際線ターミナルに到着。運賃は約8万ドン(約400円)と格安。
ベトナム航空のカウンターはAとB。この時はどの列もかなりの混雑。
自分はウェブチェックイン済みだったためバゲージドロップ用のカウンターを探すも見つからず。スペシャルアシスタントと書かれたカウンターで尋ねると「ここでいいですよ」とのこと。
ターミナル入口に自動チェックイン機も設置してあります。カウンターが混雑しているような場合はこれで搭乗手続きをしてしまった方が時間の短縮になると思います。
荷物を預け搭乗券を受け取ります。最後に、その場を離れる前に荷物がX線検査機を通過するか見るように言われます。
出国審査に20分ほどかかり、さらにその後のセキュリティチェックで10分ほど。エアサイドに入ったのは午前8時少し前でした。
ベトナムドンがかなり余っていたため一部を米ドルに両替し、上のフロアにあるレストラン街へ。食事は機内で出るためここではコーヒーだけ飲むことにします。
30分ほどのんびりしてから搭乗口に向かいます。この日の搭乗ゲートは19番。
待合エリアは20番と供用のため結構な人がいます。
8時35分に搭乗開始のアナウンス。
機材はベトナム航空の主力機、エアバスA321。前日に乗った中部国際空港からホーチミンまでのフライトも同じくこの機種でした。
シートピッチはごく普通。ただ、シートはへたれていて年季を感じます。
機内はほぼ満席に近い状態。黄色い帽子を被ったベトナム人の団体と小学生と中学生らしい団体の姿が目立ちます。隣もその小学生二人組。自分が窓際席に座ろうとすると、「頭が痛くなるので席を通路側と代わってくれませんか?」と流暢な英語で尋ねてきます。
特に窓際にこだわりがあるわけでもないのでもちろん快諾。後で話を聞いたところ、ベトナム人ではなく韓国人でした。ホーチミンのインターナショナルスクールに通っているとのこと。
出発はほぼ定刻通り。水平飛行後すぐにシンガポールの出入国カードを配り始めます。機内誌をパラパラと見ているとベトナム航空の保有機一覧が掲載されています。
エアバスA350-900(10機)、ボーイング787-9(11機)、エアバスA330-200(5機)、エアバスA321-200(58機)、ATR72-500(9機)の計5機種というラインアップ。数からいえばやっぱりA321が圧倒的に多いですね。
フランス人機長から飛行時間は1時間40分を予定しているとのアナウンス。ベトナムとシンガポールの間には時差があるため時計の針を1時間進めておきます。
その後しばらくして食事タイム。チキンかヌードルかという選択でチキンを選んだのがこれでした。
味はまあまあというところ。食後のコーヒーや紅茶などのドリンクサービスが始まったところで、揺れが目立つようになり、シートベルト着用サインが点灯します。
その後は揺れが止んではすぐに再び揺れ始めるという状態。結局ドリンクサービスはそのまま中止になってしまいました。
降下が開始される頃になってようやく気流が安定。正午少し前に無事にチャンギ空港に到着。ベトナム航空はチャンギ空港では新しいターミナル4を使用しています。
地上階に降り入国審査を受けます。審査場では両親指のスキャン。これで出国時は自動化ゲートも使えることになります。チャンギ空港ではいつものことですがガラガラで待ち時間はゼロ。
入国審査場からバゲージクレームエリアまでは少し歩くのですが、その間にも免税店が並んでいます。出発時だけでなく到着時にもこういうふうに免税店を設けている空港がすごく多くなりましたよね。自分はほとんど利用しないのでよくわからないのですが儲かるのでしょうか?
スーツケースを受け取りパブリックエリアに出てきました。
ターミナル内の案内には日本語表記もあって日本人旅行者も安心。
タクシーで市内に向かう場合は問題ありませんが、空港からMRTを利用したいという場合はターミナル4にはMRTは乗り入れていません。一旦、ターミナル2までシャトルバスで移動する必要があるのでご注意下さい。