先日、カンボジアのシェムリアップからシソポンまで移動する際に乗合タクシーを利用しました。
中心部の乗り場はシェムリアップ川沿いのアルンレストラン(Arun Restaurant)近く。
シソポン行きは朝7時から1時間おきに運行しているとのことでしたが、実際には客の集まり次第で出発時間は前後したり間引かれたりすることもあるため時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
なお、シソポンという呼び名はタイ語風の名称で、現地ではスレイ・サフォン(Serei Saophoan)あるいはスヴァイ(Svay)と呼ぶのが一般的なので覚えておくと便利だと思います。
使われている車はレクサスでした。意外かもしれませんがシェムリアップの街ってそこら中でレクサスが走っています。
やや年季の入った中古車が多いものの、それでも車全体に占める割合から言えば東京よりも頻繁に目にする印象。
カンボジアでは首都のプノンペンでももちろん多くのレクサスが走っているのですが、こちらは最近は庶民的な日本車なども増えてきているため、現時点でシェムリアップは「世界一レクサス密度の高い街」なんじゃないかと思っています。

ただ、たとえレクサスだろうと一般的なカンボジアの乗り合いタクシーと同様にこれ以上は無理という状態まで客を詰め込むため、今回もドライバーを含めれば前列4名、後列4名の計8人でシソポンへ向かうことになりました。
最後の乗客なんて座る場所がないので運転手と一緒に運転席に座っています。

高級車のレクサスでこういった使い方をする国もなかなかないですよね。

この時の運賃は5ドルでしたが、料金は決まっているわけではなく交渉制。そのため、客の人数やドライバーによってこれより高くなったり安くなったりすると思います。
シェムリアップ~シソポン間は約100km。途中トイレ休憩を挟んだことなどもあって所要時間はちょうど2時間でした。

これくらいの時間であればまあ狭くても何とか大丈夫。シェムリアップからポイペト行きのバスに乗ってシソポンで下車することも可能なものの、ローカルと一緒に乗り合いタクシーを使ってみるのもたまには悪くはないですね。

この時に撮影した動画もYouTubeにアップしました。以下よりぜひどうぞ。