タイ各地で新たな路線バスが次々と誕生

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ここ数年、タイの地方都市ではシティバスあるいはスマートバスという名称の新たな路線バスが次々と誕生しています。

ウドンシティバス(Udon City Bus)
ウドンシティバス(Udon City Bus)facebookページより

都市によりバスの装備などは多少異なるものの、多くのバスではGPS搭載、フリーWi-Fi完備、交通系ICカードに対応。また、空港と市内中心部を結んでいるため我々のような外国人旅行者にとっても利用価値は高いと思います。代表的なものは以下の通り。

プーケット

タクシーやトゥクトゥクによる利権が強く、公共交通機関の参入がたびたび妨げられてきたプーケットでもようやく空港からパトン、カタ、カロン、ラワイといった主要ビーチへアクセスできる路線バスが誕生しました。現在、空港発便は午前6時~午後9時まで1時間おきに運行。バンコクのBTSと同様にラビットカード(Rabbit Card)での支払いに対応。

プーケットスマートバス (Phuket Smart Bus)

チェンマイ

2018年4月にスタート。チェンマイ空港、旧市街、ニマンヘミンなど中心部の主要スポットを通るルートを中心に現在3路線が運行中。運賃は一律20バーツ(約70円)。こちらもラビットカードでの支払いにも対応しています。

RTC Chiangmai Smart Bus

チェンライ

2018年10月より運行開始。チェンライ空港、ナイトバザール、第1バスターミナル、セントラルプラザ、第2バスターミナル(ボーコーソー・マイ)などの主要地点を結んでいます。運行時間は空港発便は午前6時20分~22時30分。運賃は一律20バーツ。

チェンライシティバス (Chiang Rai City Bus)

コーンケン

タイの地方都市では最も早くからスマートバスを導入した街のひとつでモデル的存在。空港線を含め現在3路線があり、地元の足として定着。運賃は15バーツ。利用者の最も多いブルーラインは24時間運行されています。

コーンケンシティバス (Khon Kaen City Bus)



ウドンターニー

2019年3月中に営業運行を開始予定。ブルーラインとレッドラインの2路線がありレッドラインはウドンターニー空港を発着。両路線共に午前6時が始発で運賃は一律20バーツ。現金以外に独自ICカードでの支払いも可能。

ウドンシティバス (Udon City Bus)

ノンタブリー

バンコクに隣接するノンタブリー県でも2019年4月よりシティバスの運行が開始される予定。ルートは環状線(時計回り及び反時計回り)でMRT駅とも接続。運賃は一律24バーツ。運行時間は午前6時~午後11時まで。

RTCノンタブリーシティバス (RTC Nonthaburi City Bus)

これ以外にもウボンラーチャターニーをはじめとしてスマートバスの導入を準備している街は複数あり、これまでトゥクトゥク、ソンテウ、バイクタクシーなどが中心だったタイ地方都市における市内移動も徐々に便利・快適になっていくのではないでしょうか。

最後に、タイでバスを利用する際におすすめなのがViaBusという無料アプリ。あの複雑なバンコクの路線バスを始めとして、今回紹介したプーケットやチェンマイなどのバスにも対応。タイでバスを使って旅行される方には必携のアプリです。ダウンロードは以下よりどうぞ。

Omio: Train, Bus, Flight App

Omio: Train, Bus, Flight App
開発元:GoEuro
無料
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