バンコクを走る高架鉄道のBTS(スカイトレイン)が開業したのは1999年12月のこと。今年で20周年を迎えます。

開通した当初は、最低10バーツからという運賃とエスカレーターが無い駅がほとんどだったこともあり「高いし、面倒くさいし、あんなものタイ人は誰も乗らないよ」などとよく揶揄されていましたが、今ではバンコク及び近郊の住民にとっても、また旅行者にとっても欠かせない日常の足になっていますね。
現在、BTSで利用者の多い駅トップ5は以下の通りです(2018年のデータ)。
BTS
順位 | 駅名 | 利用者数(1日平均) |
---|---|---|
1 | サイアム駅 | 148,000 |
2 | アソーク駅 | 135,000 |
3 | モーチット駅 | 118,000 |
4 | サラデーン駅 | 88,000 |
5 | 戦勝記念塔駅 | 87,000 |
(出典: Bangkok Mass Transit System PCL)
BTS開業の5年後、2004年に開通したMRTの利用者数ランキングは以下の通り(2018年のデータ)。
MRT
順位 | 駅名 | 利用者数(1日平均) |
---|---|---|
1 | スクンビット駅 | 96,000 |
2 | ラマ9世駅 | 64,000 |
3 | ペッブリー駅 | 58,000 |
4 | チャトゥチャック公園駅 | 53,000 |
5 | シーロム駅 | 52,000 |
(出典: Bangkok Expressway and Metro Public Company Limited)
なお、BTS全体では1日あたりの平均利用者数は約66万人、一方のMRTは約42万人となっています(いずれも2018年時点でのデータ)。