バンコク大学による世論調査バンコクポール(Bangkok Poll)が、グラブ(Grab)などライドシェアサービスについて行った調査結果を発表しています。
これら配車サービスは既にタイで一般的に利用されているもの、Grab Carなど一般車を使ってのサービスは厳密には「違法」状態にあります。
但し、今年9月、タイ運輸省は省令改正に向け手続きを開始することを発表。2020年3月までには正式に合法化される予定です。
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これを面白く思わないのは既存のタクシードライバーたちで、反対運動などを頻繁に行っているわけですが、バンコクポールの今回の調査によると全1,150人の回答者のうち、合法化に賛成と答えたのが95.7%と圧倒的。反対は3.9%、どちらとも言えないが0.4%という結果になっています。
メーターを使わずぼったくる、乗車拒否、遠回り、ターボメーターなどバンコクのタクシー関しては悪評が常に絶えません。こういった経験をしているのは外国人旅行者に限らず現地のタイ人たちも同様で、それが上記の結果に繋がったと言えるのではないでしょうか。
なお、ライドシェアサービスを好む理由としては、ドライバー情報とナンバープレートが事前にわかるため安全、24時間利用でき乗車拒否もない、支払いにクレジットカードを選べるため便利、プロモーションがあってお得などを挙げている人が多かったです。
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