2022年に開業が予定されているバンコク首都圏のモノレール2路線、MRTピンクライン(MRT Pink Line)とMRTイエローライン(MRT Yellow Line)で使用される車両が完成。中国の工場からタイに向けまず1編成ずつが出荷されるとのこと。
両路線共に国営のタイ高速度交通公社(Mass Rapid Transit Authority of Thailant: MRTA)が保有する鉄道で、運営はピンクラインはノーザン・バンコク・モノレール社が、イエローラインはイースタン・バンコク・モノレール社が担当。
車両はボンバルディア社(Bombardier)のInnovia Monorail 300。1編成(4両)当たりの定員は356人、MRTAでは2022年までに合計288両を受領予定となっています。
ピンクライン(Pink Line)
ルート: ノンタブリーシビックセンター~ミンブリー
路線距離: 約34.5km
駅数: 30駅
開業予定: 2022年
公式サイト: https://www.mrta-pinkline.com/
イエローライン(Yellow Line)
ルート: ラープラオ~サムロン
路線距離: 約32km
駅数: 23駅
開業予定: 2022年
公式サイト: https://mrta-yellowline.com/
รฟม.เปิดแผนสร้างรถไฟฟ้าสายสีชมพู-เหลือง พร้อมให้บริการปี 65 – Thaipost.net
バンコク首都圏では今年10月にチャオプラヤー川西側に新交通システムのゴールドライン(Gold Line)が供用開始されるのを皮切りに、2027年までに新たな都市鉄道6路線(ゴールド、レッド、ピンク、イエロー、オレンジ、ブラウン)が開通予定。この他、既存のBTSスクンビット線やMRTパープルラインのさらなる延伸も予定されています。
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