バンコクのゴールドライン、10月末開業に向け走行試験を開始

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今年10月末に開業が予定されているバンコクの新交通システム、ゴールドライン(Gold Line)が今週より走行試験を開始したとのこと。

กรุงเทพธนาคม facebookページより

導入したボンバルディア社製の全自動無人運転車両3編成(計6両)のうち、実際の運行と同様に2編成(計4両)を使った試験の様子をクルンテープ・タナコム社がfacebook及びYouTubeで公開しています。



ゴールドラインはチャオプラヤー川西岸のチャルーンナコーン通りに沿って南北に走る路線で、東京の「ゆりかもめ」と同様にゴムタイヤを使用して走行。今年開通する第1フェーズではBTSシーロム線の駅でもあるクルントンブリー駅からアイコンサイアム(ICONSIAM)を経由し、クロンサン駅までの3駅(約1.8km)が供用開始されます。

クルントンブリー駅 (Krung Thonburi Station)
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チャルンナコーン駅(アイコンサイアム) (Charoen Nakhon Station)
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クロンサーン駅 (Khlong San Station)

運賃は一律16バーツ(約55円)となる予定で、開通後しばらくは無料で運行される見込みです。

前面展望映像(クルントンブリー駅→クロンタン駅)。

今後、試運転を経て開業を目指すことになりますが、現時点で開業は10月29日を予定しているとのことです。