タイ入国管理局(Thailand Immigration Bureau)が2020年8月分の外国人入国者統計を公表しています。
それによると、8月1日～31日にタイに入国した外国人は計46,202人。うち、日本国籍者は1,653人で船舶・航空機の乗務員が806人、それ以外は847人。
7月（合計1,017人、乗務員以外は224人）と比較すると6割以上増加していますが、昨年8月は203,680人（旅行者のみだと198,399人）だったことを考えると、現状はその1%にも満たないことになります。
国籍別の上位10か国は、マレーシア（12,238人）、フィリピン（7,169人）、中国（4,172人）、インド（2,191人）、ミャンマー（1,922人）、オランダ（1,922人）、日本（1,653人）、インドネシア（1,504人）、韓国（1,352人）、アメリカ（1,262人）の順。
訪タイ日本人者数は3月に急減し、最少は5月の622人。7月から入国制限が一部緩和されたことで、その後はゆるやかに上昇傾向にあります。今年1月～8月の月別日本人入国者数は以下の通り。
日本人入国者数推移（2020年）
1月 163,026人
2月 140,568人
3月 29,591人
4月 646人
5月 622人
6月 702人
7月 1,017人
8月 1,653人
（出典：Thailand Immigration Bureau）
今月は、日本発バンコク行き特別便の運航本数が8月より多くなっていますので、タイに入国する日本人がさらに増加するのはほぼ間違いないでしょうね。
タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便（2020年9月）| 在京タイ王国大使館
