IATA、乗客全員の新型コロナ検査実施と隔離措置撤廃を主張

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IATA(国際航空運送協会)は、新型コロナウイルスによって既に航空業界全体では4,000億ドル(約42兆円)以上の収益を失ったとし、乗客に対しては搭乗前の新型コロナ検査実施を徹底する一方、到着後の隔離措置は無くすべきとの見解を発表しています。

IATA公式サイトより
IATA公式サイトより

声明では、搭乗前に行うことができる迅速・正確・安価・体系的な新型コロナウイルス検査の開発及び展開を訴えるとともに、現在各国政府が旅行者に課している到着後の隔離措置が国を越える移動を非現実的なものにしていると改めて主張。隔離措置を無くすことが、自由な移動の再開に繋がると強調しています。

IATAではこれら問題の早期解決のためにICAO(国際民間航空機関)や各国保健機関とも今後協議していくとのこと。詳細については以下アナウンスよりどうぞ。

IATA – IATA Calls for Systematic COVID-19 Testing Before Departure