日本政府は、これまで世界全体で159カ国・地域に発令していた感染症危険情報の渡航中止勧告(レベル3)について、感染状況の落ち着いている9カ国を対象に引き下げを行ったことを明らかにしています。
今回、不要不急の渡航自粛(レベル2)へと引き下げられたのはタイ、ベトナム、シンガポール、ブルネイ、台湾、中国(香港、マカオを含む)、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの9カ国。
一方で、これまではレベル2だったミャンマーとヨルダンをレベル3へと引き上げたため、「渡航中止勧告」は計152カ国・地域に。
感染危険情報のカテゴリーは以下の4種類。
レベル1: 十分注意してください。
レベル2: 不要不急の渡航は止めてください。
レベル3: 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4: 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
東南アジアではカンボジア、ラオス、東ティモールの3か国については「レベル2」のままで据え置きだったので、全11か国のうち、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ミャンマーの4カ国がレベル3ということになります。その他、詳細については以下のアナウンスよりどうぞ。
各国に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き下げ、引き上げ又は維持) | 外務省海外安全ホームページ