シンガポール政府は、12月18日(金)より台湾からの旅行者に対する入国制限を緩和し、観光客でも隔離措置無しでの入国を認めると発表しています。

渡航前14日間は台湾に滞在していることが条件で、シンガポール到着後はチャンギ空港でPCR検査を受け、その結果が陰性であれば国内を自由に移動することが可能となります。
シンガポールが同様の措置を適用するのはベトナム、ブルネイ、ニュージーランド、オーストラリア、中国本土に次いで6か国目。
渡航希望者は事前にエアトラベルパス(Air Travel Pass: ATP)の申請が必要。また、接触確認アプリTraceTogetherをダウンロードし、滞在中は利用が必須となります。
https://safetravel.ica.gov.sg/
今回の措置はあくまでシンガポール側単独のもので、相互の渡航緩和策である「トラベルバブル」とは異なる点には注意が必要です。香港とのトラベルバブルは延期になってしまいましたが、シンガポールは現在も旅行者受け入れには積極的で、つい先日も運輸大臣が新たなトラベルバブル実現を模索していると発言しています。
その他詳細についてはシンガポール民間航空庁(Civil Aviation Authority of Singapore: CAAS)による以下のアナウンスよりどうぞ。
Singapore To Welcome Visitors From Taiwan From 18 December 2020