タイ政府観光庁(Tourism Authority of Thailand: TAT)のユタサック総裁は タイにおける昨年1年間の外国人旅行者は約670万人で、2019年の3,990万人から大幅に減少したことを明らかにしています。
外国人旅行者による年間の観光収入も約3,320億バーツ(約1兆1,400億円)に留まり、2019年の約1兆9,300億バーツ(約6兆6,500億円)から8割以上減少。金額にすると約1兆5,980億バーツ(約5兆5,000億円)が失われたことになります。
また、タイ人の国内延べ旅行者数は2019年の1億7,270万人から約9,000万人に急減。そこからの観光収入も6,190億バーツ(約2兆円)減ったため、観光業全体では2兆2,000億バーツ(7兆5,000億円)以上の損失となったとのこと。観光収入がGDPの2割近くを占めるタイにとって新型コロナの影響が甚大だったことがこれら数字からもよくわかります。
なお、タイ政府観光庁では世界的にワクチン接種が開始されたことで今年第3四半期中には外国人旅行者の訪タイが正常化すると見込み、年間の目標を1,000万人に設定。観光収入は5,000億バーツを目指すとしています。
ททท.คาดเปิดรับนักท่องเที่ยวต่างชาติได้ไตรมาส 3 – ข่าวช่อง 7HD