IATA、ワクチン接種者には隔離無しでの渡航を認めるようWHOに要望

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国際航空運送協会(IATA)は、新型コロナウイルスのワクチンを接種すれば隔離検疫無しでも安全に渡航できると規定するよう世界保健機関(WHO)に要望していることが明らかになっています。

IATA公式サイトより
IATA公式サイトより

Airlines Ask WHO to Back Quarantine-Free Travel After Vaccines – Bloomberg

各国が渡航制限を緩和するためには、WHOがワクチン接種後における海外旅行の安全性について承認することが不可欠であるとし、乗客のワクチン接種情報や陰性証明書などは現在IATAが開発中のトラベルパス(Travel Pass)によってアプリ上で一元管理できるとしています。

IATAトラベルパスは3月中に運用が開始される予定で、既に中東の航空会社3社(エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空)、シンガポール航空、ブリティッシュ航空などが同パスの試験導入を決定しています。

Qatar Wants To Launch IATA’s Travel Pass Before Emirates & Etihad – Simple Flying