タイ政府、規制を一部緩和 バンコクは午後11時まで店内飲食可能に パタヤはバーなどにも営業再開を許可

シェア

タイ政府は、新型コロナウイルスの感染リスクに応じた県ごとの区分を更新。最も感染リスクが高い「厳重な高度管理地域」はサムットサコーン県のみになり、バンコクなど4都県は高度管理地域(レッド)に引き下げられました。

ศูนย์ข้อมูล COVID-19 facebookページより
ศูนย์ข้อมูล COVID-19 facebookページより

また、チョンブリー県(パタヤを含む)など20県はオレンジ(管理地域)、イエロー(高注意地域)が17県、最も感染リスクの低いグリーン(注意地域)はプーケットやチェンマイなど35県となりました。

新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の会議後に会見を行ったタウィーシン報道官によると、感染状況が落ち着いてきたことで多くの県で区分の引き下げを行い、それに伴い規制も一部緩和するとのこと。

バンコクの飲食店ではこれまで午後9時までだった店内飲食時間を午後11時まで延長(但し、店内でのアルコール類の提供は依然禁止)。また、オレンジに分類されたパタヤではバーやパブなども午後11時まで営業が許可され、アルコール類も同じく午後11時までは提供可能となります。



県ごとの新たな区分は以下の通りです。

ダークレッド(1県) 
サムットサコーン

レッド(4都県)
バンコク、ノンタブリー、パトゥムターニー、サムットプラカーン

オレンジ(20県)
カンチャナブリー、チャンタブリー、チャチュンサオ、チョンブリー、シンブリー、トラート、ターク、ナコンナーヨック、ナコンパトム、プラチンブリー、ペッチャブリー、ラヨーン、ラーチャブリー、ロッブリー、サムットソンクラーム、サケーウ、サラブリー、スパンブリー、アユタヤ、アントーン

イエロー(17県)
カーンペンペット、チャイナート、チャイヤプーム、チュムポーン、ナコンラチャシーマー、ナコンサワン、ナラティワート、ブリーラム、プラチュアップキーリカン、パンガー、ペッチャブリー、ヤラー、ラノーン、ソンクラー、スコータイ、スラーターニー、ウタイターニー

グリーン(35県)
クラビー、カラシン、コーンケン、チェンライ、チェンマイ、トラン、ナコンパノム、ナコンシータマラート、ナーン、ブンカーン、パッタニー、パヤオ、パッタルン、ピチット、ピサヌローク、プレー、プーケット、マハーサラカム、ムクダハーン、メーホーンソン、ヤソートン、ローイエット、ラムパーン、ラムプーン、ルーイ、シーサケート、サコンナコン、サトゥン、スリン、ノーンカーイ、ノンブアランプー、アムナーチャルーン、ウドンターニー、ウタラディット、ウボンラチャターニー