バンコク首都圏の都市鉄道BTSは、2月8日(月)にシーロム線のセントルイス駅(Saint Louis, S4)を供用開始すると発表。同路線14番目の駅が誕生することになります。

ここ数年、BTSスクンビット線は北部への延伸が続き開業ラッシュでしたが、シーロム線としてはバンワー駅まで路線が伸びた2013年末以来久しぶりの新駅。現在、BTSスクンビット線は47駅あり、シーロム線との合計ではちょうど60駅ということに(サイアム駅は両路線の共通駅)。
セントルイス駅はチョンノンシー駅(Chong Nonsi, S3)とスラサック駅(Surasak, S5)との間に位置し、スラサック駅と同様にサトーン通り上の高架駅。建設費約9億バーツ(約31億円)のうち半分は駅前にビルを所有するAIAが負担したとのことで、AIAは駅と直結。
出入口は5か所あり、周辺のソイ(小路)や施設は以下の通りです。
1: ソイ・サトーン12、ヘルスランド
2: ソイ・サトーン11、AIAサトーンタワー、イギリス大使館
3: ソイ・サトーン10
4: ソイ・サトーン9、UOB銀行、アスコットサトーン
5: ソイ・サトーン13、ミャンマー大使館、セントルイス病院
https://www.bts.co.th/service/areamap.html?stationid=80
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— BTS SkyTrain (@BTS_SkyTrain) February 6, 2021
セントルイス駅からの運賃はサイアム駅までが30バーツ、スクンビット線のアソーク駅までは44バーツ。BTSではセントルイス駅がオープンすることで利用者が平日は1日あたり9,500~12,000人が増加すると見込んでいて、年間では約9,400万バーツ(約3億3000万円)の増収になるとしています。
BTSシーロム線
国立競技場駅(National Stadium, W1)
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サイアム駅(Siam, CEN)
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ラチャダムリ駅(Ratchadamri, S1)
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サラデーン駅(Sala Daeng, S2)
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チョンノンシー駅(Chong Nonsi, S3)
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セントルイス駅(Saint Louis, S4)
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スラサック駅(Surasak, S5)
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サパーンタクシン駅(Saphan Taksin, S6)
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クルントンブリー駅(Krung Thon Buri, S7)
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ウォンウィエンヤイ駅(Wongwian Yai, S8)
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ポーニミット駅(Pho Nimit, S9)
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タラートプルー駅(Talat Phlu, S10)
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ウッタカート駅(Wutthakat, S11)
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バンワー駅(Bang Wa, S12)