台湾、パラオに続きシンガポールとも「トラベルバブル」協議中

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台湾は4月1日よりパラオとの間で隔離無しでの相互渡航を認める「トラベルバブル」を団体旅行に限定した上で開始すると発表しましたが、それに続いて現在シンガポールとも協議中であることが明らかになっています。

桃園国際空港
桃園国際空港

Taiwan, Singapore in talks on possible ‘travel bubble’: health minister | Focus Taiwan
Taiwan says Singapore next in line for potential Covid-19 travel bubble | The Straits Times

既に台湾からシンガポールへは条件を満たせば観光目的でも入国することが可能ですが、これはあくまでもシンガポール側単独の緩和措置で利用者は限定的となっています。

ATP Requirements & Process – Safe Travel – ICA

台湾・シンガポール共にこのところの新規感染者は輸入症例が大半で、市中感染はゼロまたは一桁の日が続いていてコロナ対策に成功。

報道では台湾の観光再開対象国として、シンガポール以外にもベトナム、日本、韓国などの名前が挙がっていますが、現実的には日本や韓国は当分無理でしょうし、ベトナムも2月以降の感染拡大がようやく収まってきたばかり。シンガポール以外の国とのトラベルバブル実現にはまだ時間はかかるのではないでしょうか。

台湾とパラオ、団体旅行再開へ コロナ対策成功組同士 アジア太平洋地域で初 | 産経新聞