タイ、41都県のパブ、バー、カラオケなどは14日間の営業停止に 通常の飲食店ではアルコール類の提供・店内飲酒は可能

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タイ政府は、バンコクを含む41都県の娯楽施設に対し4月10日~23日までの14日間は営業停止とすることを発表しています。

本日、新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の定例会見でタウィーシン報道官が明らかにしたもので、対象となるのはパブ、バー、カラオケ、浴場、マッサージパーラー及びそれに類するもの。それ以外の飲食店については感染防止策を十分にとった上で、アルコール類の提供・店内飲酒もこれまで通り許可するとしています(県独自の規制がある場合は別)。



41都県の内訳は以下の通り。

バンコク、パトゥムターニー、ノンタブリー、ナコンパトム、サムットプラカーン、サムットソンクラーム、サムットサコーン、アユタヤ、サラブリー、ロッブリー、ナコンナーヨック、チョンブリー、ラヨーン、チャンタブリー、プラチンブリー、チャチュンサオ、サケーウ、スパンブリー、カンチャナブリー、ラーチャブリー、プラチュアップキーリカン、ペッチャブリー、ラノーン、チュムポーン、ナコンシータマラート、プーケット、スラーターニー、ソンクラー、ヤラー、ナラティワート、ナコンラチャシーマー、コーンケン、チャイヤプーム、ウドンターニー、ブリーラム、ルーイ、チェンマイ、ランパーン、チェンラーイ、ターク、ペッチャブーン

対象地域マップ

タイには77都県あるため半数以上が対象ということに。また、上記業種以外でもクラスターが発生した場所は閉鎖措置を取るほか、今後の感染状況次第では閉鎖期間を延長する可能性もあるとしています。

タイはこれからソンクラーン休暇にあたり、この10日間ほどは帰省や旅行などで人の移動が最も多くなる時期。政府も警戒を強めていますが、防疫措置区分については他業種への影響を考慮し今回は変更しませんでした。