タイ保健省は、日本に対する新型コロナの感染リスクをこれまでの「高」から「中程度」に7月1日付けで変更したことを発表しています。

同省が感染リスク判断基準として用いているのは、新規感染者数、回復指数を表すGCI(Global COVID-19 Index)、WHOによるJEE(Joint External Evaluation)の3項目。
1日当たりの新規感染者が1,000人以上(直近15日間平均)で尚且つGCI値が60未満の場合は自動的に感染リスクが高いグループに分類されるため、日本は5月16日から高リスクとなっていましたが、今回GCIが60を超えたことで1か月半ぶりに中リスクグループに復帰。
GCI: https://covid19.pemandu.org/gci-ranking/
タイ政府が行っているワクチン接種済みの観光客を隔離無しで受け入れる「プーケットサンドボックス」プログラムは、感染リスクが低いまたは中程度の国・地域が対象。
現在、日本は特例措置でビジネス目的の場合のみ同プログラムが利用できることになっていますが、今回「中リスク」に入ったことで、次回の対象リスト更新時には観光目的でも隔離無しでの入国が可能になる見込みです。
「プーケット・サンドボックス」について(日本からの渡航者はビジネス目的のみ対象) | 在タイ日本国大使館
また、今月中に開始予定のサムイ島、パンガン島、タオ島のプログラムについてもプーケットの場合と同様に、対象となるのは感染リスクが低いまたは中程度の国・地域に限定されます。
タイ保健省疾病管理局によるデータ詳細は以下よりどうぞ(タイ語)。
การจัดกลุ่มประเทศ ณ วันที่ 1 กรกฎาคม 2564 – กรมควบคุมโรค