バンコク・サンドボックス、月に10~15万人の旅行者を見込む

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タイ政府はバンコク、チェンマイ、パタヤなどでワクチン接種済みの外国人旅行者を受け入れるプログラムの開始に向け準備を行っていますが、最も需要が高いバンコクについては同制度での旅行者が月に10~15万人に達すると予測しています。

バンコクのスワンナプーム空港
バンコクのスワンナプーム空港

7月より受け入れを始めたプーケットでは現在毎月1~2万人の旅行者がプーケット・サンドボックスを利用して入国。バンコクの場合はプーケットと同様の条件であれば旅行者はおよそ10倍に達すると見込んでいることになります。



バンコクのアサウィン都知事は、このように隔離無しでの外国人旅行者受け入れは影響が大きいことなどから「バンコク・サンドボックス」を開始するための条件として以下の3点を挙げています。

・都民の70%がワクチン接種を完了
・感染者数の減少
・入院患者数の減少

このうちワクチン接種については7割に達するのは現在のペースだと10月22日頃になる予定だとしています。
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また、明日9月22日にはプーケットの担当者らとリモート会議を行いサンドボックスについて話し合いを行うとのこと。
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なお、バンコク以外のチェンマイ、パタヤ、ホアヒンなどについては各自治体が早期の開放に前向きで、10月1日からの受け入れ開始が予定されています。