タイ、11月1日から空路で入国する場合は条件によって隔離期間や行動制限が3タイプに

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タイ政府は来月より外国人旅行者の受け入れを本格的に開始しますが、11月1日以降に空路でタイに入国する場合は出発国やワクチン接種の有無によって隔離検疫期間や入国後の行動制限が3タイプに分かれることになります。

バンコクのスワンナプーム空港
バンコクのスワンナプーム空港

本日行われた新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)会議後に正式に明らかにされたもので、それぞれの基本的なルールは以下の通り。

1、ワクチン接種済みで低リスク国・地域からの旅行者
保健省が定める国・地域(現時点では未発表)からの旅行者は隔離を免除。空路限定。必要書類はワクチン接種証明書、出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書、新型コロナの治療費を含む5万ドル以上をカバーする医療保険証、ホテル予約確認書など。政府が定めるアプリを事前にダウンロードし、到着時にはPCR検査を受診。陰性が証明され次第、タイ国内を自由に移動することが可能。

2、ワクチン接種済みでサンドボックスプログラムを利用する旅行者
現在、プーケットやサムイ島で行われているサンドボックスプログラムは11月1日から対象を拡大。新たにバンコク、チョンブリー(パタヤなど)、チェンマイ(一部地域)など15都県が開放エリアの「ブルーゾーン」として加わることに。必要書類はプーケット・サンドボックスと同様で対象も全ての国・地域になる予定。隔離は免除されるものの、タイ到着後最低7日間はブルーゾーン内に留まることが必要(7日以内でもタイからの出国は可能)。

3、ワクチン未接種の旅行者
空路での入国でもこれまで通り10日間の隔離検疫が必要。



詳細は以下のリンク及び会見よりどうぞ(英語、該当箇所は6分過ぎから)。
https://www.facebook.com/thailandprd/videos/2924273217902531/