タイ、外国人旅行者を対象に4月から入国税300バーツを徴収予定

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タイ政府は、今年4月1日から外国人旅行者を対象に「入国税」の徴収を開始する予定です。

バンコクのスワンナプーム空港
バンコクのスワンナプーム空港

政府報道官が明らかにしたもので、徴収額は1人当たり300バーツ(約1,000円)。タイでは数年前から同税の導入が計画されてきましたが、これまで開始日については未定となっていました。

徴収方法は空港使用料などと同様に航空券代金に上乗せする形となる見込み。陸路での入国については徴収方法を検討中とのこと。

Foreign tourists likely to be charged THB300 arrival fee from April | The Nation Thailand
Thailand to launch ‘new chapter’ of tourism | Bangkok Post

タイ以外にも入国税や観光税などの名目で旅行者に税を課す国は増えていて、日本でも2019年から「国際観光旅客税」として出国者を対象に1,000円が徴収されるようになっています。タイの場合は外国人のみが対象で、徴収額の一部は滞在中の旅行保険として使われる予定。

タイ観光・スポーツ省では4月~12月に訪タイする外国人旅行者を500万人程度と予測。新たに導入する入国税により15億バーツ(約52億円)の収入を見込めるとしています。

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