タイ国際航空、10月から日本路線の燃油サーチャージをさらに値上げ エコノミークラスは片道180ドルに

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タイ国際航空(Thai Airways International)は、日本発の航空券を対象とした燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を2022年10月1日発券分より改訂すると発表しています。

タイ国際航空公式サイトより

2022年10月1日以降発券分の燃油特別付加運賃のご案内 | タイ国際航空

算出基準となる6月~7月の平均航空燃油(シンガポールケロシン)価格が上昇したことで8月に続いて値上げ。10月以降に徴収される金額(片道1区間あたり)は以下の通りです。

日本(東京/名古屋/大阪/福岡/札幌)=バンコク
エコノミークラス: 180USドル(9月30日までは140USドル)
ビジネスクラス: 200USドル(9月30日までは160USドル)
ファーストクラス: 200USドル(9月30日までは160USドル)

円安が進んでいることもあり、日本円に換算した場合は値上げ幅以上に割高になります。

現時点で同社が運航する日本路線はいずれもバンコク・スワンナプーム発着で成田、羽田、関西、中部の4路線。10月30日の冬ダイヤからは福岡~バンコク線を、さらに12月には新千歳~バンコク線も再開するため計6路線となります。

なお、バンコク以遠の燃油サーチャージについては以下を参照して下さい。

「燃油特別付加運賃」について | タイ国際航空