タイ運輸省鉄道局(กรมการขนส่งทางราง: Department of Rail Transport)は、バンコク~チェンマイ間の高速鉄道計画について3月8日に日本側と協議を行っています。
日本からは国土交通省、JICA(国際協力機構)、在タイ日本大使館の各関係者が出席。
既に建設中のバンコク~ノーンカーイ間の高速鉄道とは異なりこちらはまだ未着工ですが、バンコク~チェンマイ間の約670キロを3時間半程度で結ぶ計画。フェーズ1としてバンコク~ピサヌローク間(約380キロ、所要時間約2時間)を先行して建設することが想定されています。
本日の会議ではフェーズ1区間についての実現可能性調査結果が明らかにされ、EIRR(経済的内部収益率)は17.3%で基準値の12%を上回り同区間における高速鉄道プロジェクトは投資に見合う経済効果を生み出すと報告。
運輸省では今回提示された情報をまとめ、内閣に報告書を提出するとしています。